
オーディオブックアプリってどんな種類・ジャンルがあるんだろう?
普通の本と同じでビジネス書や文芸まで様々なものがあるよ!
でも、実はそれだけじゃないんだ。


え?どんなものがあるの?
現在「普通の本」のオーディオブック化は最近ますます進んでいます。
オーディオブックの有名アプリを例に挙げると
株式会社オトバンクが提供するaudiobook.jpは2万冊
Audibleなら40万冊以上のオーディオブックが配信中。
普通の本屋と同じくらい豊富だから、自分の読みたいジャンルは必ず見つかるでしょう。
だがしかし!
年100冊以上のオーディオブックを聴くマニアから言わせてもらいます。
こういう普通の本を聴いているだけの人は本当にもったいない!
オーディオブックアプリで読めるのは他にも
- ニュース
- 講演
- 対談
- 落語
- ラジオドラマ
などさまざまなジャンルがあり、それぞれの内容が興味深いだけではありません。
実は意識のしかた次第では
「友人との会話で役立つコミュニケーション術」
「上司をおぉっと思わせるプレゼンテーションのスキル」
など、耳で聴くコンテンツだからこそ数多くのことを学べます。
この記事ではそんなオーディオブックアプリで聴きたいコンテンツの魅力や
勉強になるポイントを詳しく解説していきます。
オーディオブックアプリで聴ける「普通の本」以外のジャンル5つ
ジャンル1.ニュース

audiobook.jp限定ですが、本以外にも日本経済新聞の提供する「聴く日経」もアプリで聴けます。

毎週月曜日~金曜日 6:00(土日・祝日を除く/新聞休刊日は特別版を配信) audiobook.jpで配信中
日本経済新聞朝刊の企業ニュース・経済ニュースを毎朝厳選。ニュースを16本前後、コンパクトにわかりやすくお伝えしてまいります。
公式サイトより引用
『聴く日経』の配信時間は毎回20分~30分程度とお手軽。
朝早くてニュースなんか見る暇ない!という日でも
通勤電車や歩いている間、ちょっとしたすきま時間にササっと経済の動向をインプットできるので、とても重宝します。
時間がない社会人には特におすすめのサービスですね。

大学生なら就活にも役立つ。
日ごろからニュースを聞いて自分なりの考えを持っておけば、
面接官に「最近気になっているニュースは何ですか?」と聞かれても自信をもって答えられるぞ。
ちなみにaudiobook.jpの聴き放題サービスに加入すると、月額890円で
聴く日経をはじめとするポッドキャスト+1万冊以上のオーディオブックが聴き放題になります。
1ヶ月無料体験ができるため、気になる方はぜひ登録してみてください!(こちらで詳しく解説しています)
講演

ちょっと意外ですが、著名人や大学教授の講演会の音源もオーディオブックアプリで聴けます。
講演がオーディオブックで聴くのに向いている理由は、とにかく分かりやすいから。
なぜなら本来講演会は
「大勢の観客向けに興味を持ってもらうこと」
を目的としているため、難しい話題もかみ砕いて説明してあるのです。
また講演者本人の音声はとにかく
「これが大好きなんだ!!」
という熱いパッションが伝わるので、本をただ読むのに比べて100倍そのテーマに興味を持てます。
僕もaudiobook.jpで聴ける吉田松陰についての講演を聞いて、
「こんな日本の未来を見据えて行動するカリスマが幕末にいたんだ!」と興奮したよ。
もちろんその後吉田松陰関係の本を読み漁ったよ(笑)

逆に幅広いターゲットに伝えなければならないため、どうしても内容が広く浅くなるのはデメリット。

もう少し詳しくテーマについて知れる「セミナー」のほうがいいかもな
「好きな著者の講演音源を聴いてテンションを上げる」
「作者の講演会を見ておけば、その著作を見たときに理解が深まる」
講演を活用するなら、こんな使い方を試してみてください。
対談

1人が不特定多数に向けて話す講演とは異なり、対談は1対1であるテーマについて語り合います。
話し合いだから何が起こるかは始まってみるまで分かりません。
どこに飛ぶかは本人たちすら未確定、予測不可能性のテイクオフが対談の1番おもしろいところ。
また質問がうまい人同士だとあの手この手でその場を盛り上げるため、
相手が普段は出さない情報・自分でも気づいていない意外な一面を引き出してくれます。
本の参考文献にも「○○との対談より引用」と書いてあるように、実はその対談でしか聴けないものって多いよ!

ちなみに、そんな「情報を引き出せる人」のトーク術や質問術は普段の生活でも役立ちます。
もしあなたが大学生なら、
授業中に「いい質問」を投げかけられると教授からめちゃくちゃ喜ばれます(笑)
また上司の立場からすれば
「知りたいことをズバッと聞ける人」は、時間もかからないので楽ですよね。
詳細は「いい質問」が人を動かすという本に書いてありますが、ほかにも「質問力」を鍛えるべきメリットがたくさん。
あなたも対談を聴いて、トーク術や質問力を磨いていきましょう!
落語

落語は身振りと手ぶりだけで話し笑いを取る、500年以上続く日本の伝統芸能。

え、落語!?まあ教養は付きそうだけど、正直どうでもいいかな…
(じじ臭いし意味なさそう)
実は落語こそ、あらゆるプレゼンテーション術の宝庫なんだよ!

500年の英知がつまった落語は、ただの「教養」で終わらせるのはもったいない。
有名な落語「時そば」を例にしてみましょう。
「時そば」は手ぬぐいと扇子だけを使って、そばをまるでその場にあるようにズズーっとおいしく食べますよね。
さらに
「本当に1人で演じているの!?」
とびっくりするほど、登場人物に合わせて声色や話し方が全然違います。
こういう噺家の身振りや間の取り方はひとに情景を伝えるときに本当に役に立つんです。

また落語は1対多で話すのが基本。
私たちが仕事・学校でプレゼンテーションやスピーチをするために役立つ情報がいっぱいです。
実際にPanasonicの創業者松下幸之助や
バルチック艦隊を倒した東郷平八郎など
名だたる著名人はみんな落語を習っています。
現代の経営者にも落語愛好家は多く、こんな本も出ています↓

へえ、エピソードトークができるようになればあの子を笑わせて「面白い人」とおもわれるかも!
「古い」とみんながスルーしがちな情報にこそお宝は眠っているものですよ。
ラジオドラマ

ラジオドラマとは、その名の通り「音声だけで作られるドラマ」のこと。
普通のドラマとは違うBGMや効果音など
「視覚情報がない」からこその表現が魅力的です。
その中でも僕がぜひ聞いてほしいのは、
Audibleに会員登録すれば無料で聴けるオリジナルラジオドラマ「アレク氏2120」
あの「池袋ウエストゲートパーク」の堤幸彦が監督を務めるSFミステリーで、
もちろんAudibleでしか聴けません。

映画やドラマが好きな人はたまらないだろうな
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
まとめると、オーディオブックには普通の本のほかにも
- ニュース
- 講演
- 対談
- 落語
- ラジオドラマ
などさまざまなジャンルがあり、普通の本にはないメリットがたくさん。
聴いてみると案外面白いこともあるので
「なんだかよくわからないもの」
と敬遠せず、とりあえず試してみてはいかがでしょうか?
なお、オススメのアプリについては↓この記事の下部にて解説しています。